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  • 昭和三十五年九月十九日、比婆郡比和町(現在の庄原市比和町)で生まれる


  • 比和小学校、比和中学校、庄原実業高校学校、福山高等職業訓練校卒


  • 広島綜合警備保障梶i尾道、東広島)八年間、中国菱機梶i東広島)二年間、潟Tタケ十六年間勤務


  • 平成十九年四月二十二日、東広島市議会議員 初当選


  • 平成二十三年四月二十四日 二期目当選


  • 平成二十七年四月二十七日 三期目当選


  • 平成三十一年四月二十一日 四期目当選


  • 所属委員会:議会会報委員会、建設委員会、市民経済委員会、予算特別委員会、広島中央環境衛生組合議会議員、文教厚生委員会、広報広聴委員会等を歴任


  • 党役職:東広島支部 支部長


  • 家族:妻


  • モットー:「現場第一主義」  好きな言葉:「心こそ大切」




 昭和三十五年九月十九日、比婆郡比和町(現在の庄原市比和町)で加根家の長男として生まれる。二人の姉がいたが、当時の加根家にとっては待望の長男であった。そのため名は、父(一佳)の名のひと文字をとって「佳基」と名付けられた。

 父はパン屋を営んでいたが、小麦・小豆などの値上がりにより経済は悪化し家計は非常に苦しいものであった。もっと稼げる技術を身につけようと佳基が生まれて間もなく、父は東京へ行き、大工の棟梁のもとで修行を積むことになった。そのため、父の記憶が鮮明に残っているのは、父が修行を終え帰郷した、佳基九歳の頃からであった。

 母(辰子)は、父が東京で修行中のため仕送りなどあてにできなかった。つまり加根家は貧乏のどん底であった。父が修行の間、三人の子を母の手一つで育てたといってもよい。佳基はこのときの母の懸命に生きる姿を鮮明に憶えているという。

 父が東京で修業に励む中、母は仕事があれば何でもやっていた。事務員、給食、土木作業と多種にわたる器用さは、母は一体何者だと子供心に不思議に感じていた。また、比和町の冬は雪が多いため、屋根の雪下ろしが欠かせなかったが、母は他家の男と同じように屋根に登り雪下ろしをしていた。たくましい母である。

 母と子の四人で暮らす佳基にとって忘れがたいエピソードがある。比和町では、冬場は洗濯物が凍るので外に干せないため、炬燵の中に干すのが日常であった。母が泊まりがけの仕事で家に居らず子供三人で留守番をしていたとき、コタツの練炭の火が佳基の足元の洗濯物に移り火事になりかけた。このとき、姉の気付きが早く幸い大事に至らなかった。

 あるときは、炬燵にもぐりこんでうたたねをしていた佳基は、炬燵が練炭のため一酸化炭素中毒になりかけたが、様子がおかしいと気付いた姉にたたき起こされ助けられたという。佳基は母に育てられ姉二人に守られたといっても過言ではない。



 佳基九歳の頃、修行を終え帰郷した父は、東京での大工修行の噂が腕前とともに口コミでひろまり、町内はもとより町外の仕事も多くあった。大工として各所の寺社仏閣の建立や補修にも取組んでいた。現在の東広島市福富町などでも実績を残している。現場に出向く父の姿は、現場の役に立つ技術を持つ人のすばらしさとして佳基の記憶に残った。

 佳基は、地元の比和小学校、比和中学校、庄原実業高校学校比和分校(現在は廃校)と高校まで地元の学校で学んだ。高校三年生の佳基は卒業後の進路を考えた。将来のため早く技術を身につけようと職業訓練校の選択を父に話した。宮大工の父のようにしっかりした技術を身につけたいと思った。せっかく勉強するんならと父は大学を進めてくれた。しかし、母の苦労を見てきた佳基は、手に職をつけ自立することが親を楽にさせるため必要だと考え、父の薦めを押し切り福山の訓練校に入った。一年間職業訓練校で勉強し、電気工事士の免許を取得して卒業した。



 社会人となった佳基は、広島綜合警備保障梶i尾道、東広島)八年間、中国菱機梶i東広島)二年間、潟Tタケの十六年間と、この二十六年間二度の転職はあったが、客先に出向き、客と正面から向き合う第一線の仕事ばかりを担ってきた。この第一線の仕事の経験は、一貫して現場が重要であることをたたきこまれた。

 大工の父から受け継いだ、簡単には折れない一本義な性分と、仕事で培った現場第一主義の感覚は議員活動のなかで活かされている。そして何より母の献身的な姿は、「市民の皆様のお役に立てる議員でありたい」とする佳基の政治活動の礎になっている。

 そして平成十九年四月、市議会議員として新たな一歩を踏み出した。党では、東広島支部の支部長として、議会では、議会会報委員会、建設委員会、市民経済委員会、予算特別委員会、広島中央環境衛生組合議会議員等を歴任。

 平成三十一年四月、新たな決意で第四期目の議員活動を開始。今日も現場第一主義で皆様のもとに伺います。

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